漢方ブログ
第74話 60代女性 間質性膀胱炎3週間で著効
2012.07.31
60代女性の患者ですが、昼も夜も腹のはりと膀胱痛で、車に乗っても、すぐにトイレを気にしなければなりません。腹が張っているので、トイレに行くと大便が5から6回でるそうです。夜間にも、やはりお腹が張っては目が覚め、そのたびにトイレに行くそうですが膀胱痛もあり、夜も眠れない状態です。泌尿器科の先生からは、入眠剤・・・痛みで目がさめないように・・と
畜尿障害治療薬のバップフォーが出ています。
私の所へ来られてから、1週間ごとに、チェックをし、3週間後にはほとんど痛みや腹の張りはとれました。
痛みがあると、交感神経が常に緊張している状態になりますので、精神が落ち着かなくなります。それが、さらに拍車をかけることになってしまいます。
しかし、精神面は二次的なことで、やはり排尿痛が楽になることが、一番必要なことです。
本人さんは、本当にトイレを気にすることもなく、生活していらっしゃいます。