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漢方ブログ

つづき 成人全身性アトピー性皮膚炎 漢方編

2010.03.24

 患者は身体の中に熱があり、身体の表面を守る衛気が皮膚が厚くなる事により閉じ込められて、寒気を感じている。この病気の構造を両方一緒に治す方法をとらなければ、効果は期待できない。そこで内熱をさまし、皮膚の寒邪を取り除く処方を用いた。効果は歴然で、飲んで2から3日で厚かった皮膚がポロポロと剥がれ落ちだしたのである。フケが落ちるように剥けるに伴い、きれいな柔らかい皮膚が5日もたたないうちに見え出してきた。もちろん、寒気も減り、寒い冬でも夜中に温まると暑さでむされるようになって、かゆみで目がさめていたのもなくなったのである。かゆみは激減し、2週間後にはステロイド軟膏は不要となり、1ヶ月後には何も塗らなくてすむようになった。
 漢方薬も病理にあわせて使用しなければ、何にもならないものである。

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