漢方ブログ
第31話 母への治療
2010.11.18
今日、午後3時半に母から電話がかかってきた。どうしたのかと電話口で聞くと、朝からみぞおちの右側がシクシクと痛むのだという。食事のこと、生活のことを一通り聞いたところ、悪い食べ物を食べた様子もなく、生活上でも養生として悪いことはしているようには思えなかった。便通も正常である。そこで、私が母に指示したことは、「痛むところに使い捨てカイロを貼りなさい。」であった。「1時間後に、また電話するから様子をみておいてね。」と付け加えた。
1時間後の電話で、母は「あれっきりもう痛むことはなくなった。どうしたんだろうかね。」と不思議がっていた。どうしたのかねは・・・おなかを冷やしていたのである。それは、貼るカイロで良くなったことが物語っている。