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第11話 間質性膀胱炎の痛みと頻尿が漢方薬で楽に 漢方編

2009.08.13

 間質性膀胱炎は、未だに原因がはっきりとしておらず、環境、感染、機械的刺激、アレルギー、免疫、神経血管性などが関与していると考えられている。
 最も多い症状は頻尿と尿意、また尿意を催した時のがまんしにくい切迫感である。次に多いのが尿が膀胱にたまったときに起こる痛みである。痛む部位は膀胱、骨盤周囲、下腹部、大腿部、膣、外陰部など人により様々である。
 患者は75歳の女性で、朝から寝るまでに8から10回、睡眠時に4回排尿があり、尿が膀胱にたまると、下腹部にズキーンと痛みが起こる。痛みがきてトイレに行っても、回数が多い時にはチョロチョロしか出ないこともあり、尿道の先にしみる痛さもある。尿検査では細菌はなく、間質性膀胱炎と診断された。2か月以上も薬を指示通りのんでいるが一向に良くならないという。睡眠中でも痛みで目がさめるので、寝た気がせず、だるい。

 こんな状態であるので、漢方薬3種類を分量を調節しながら10日分飲み終えたところ、痛みも軽減し、さらに5日分飲み終えてほとんど痛みはなくなった。

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