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漢方ブログ

第36話 肺気腫と30年来の喘息・・発作時プレドニン1日に5錠が漢方で不要に

2010.12.07

 67歳のBさんは、30年にも渡る喘息の発作をもっています。肺気腫、糖尿病、耳鳴り、難聴、骨粗鬆症もあります。発作は1ヶ月か2ヶ月に1回必ず起こります。苦しくて苦しくてこれだけは何とか治してほしいと頼まれました。発作時にプレドニンを飲むと楽にはなるのですが、ヘモグロビンA1が上がってしまいます。でも飲まない訳にはいかないといいます。
 様子を聞くと、非常に珍しい肺熱・肺陰虚に痰熱証を併発しています。プレドニンは発作には有効ですが、痰熱証を悪化させ、長い目でみますと、繰り返す喘息を治す決め手にはなりません。私の選んだ漢方薬を飲まれてから、次第に発作の起こるのが遠のき、しかも発作自身も軽く短くなってきました。今年は1月に軽く呼吸困難が起こりましたが、それ以後今日まで発作は一度も起こっていません。本当に漢方を飲んでよかったとおっしゃっています。
 
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