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漢方ブログ

誰も言わなかった漢方専門の病院・薬局の腕の見分け方 

2010.11.30

 今あなたが漢方薬を病院もしくは漢方薬局・薬店で相談して服用しているとしたら、その先生の漢方に対する技術や腕はどこで判断したらよいのでしょう?よく相談にのってくれるからでしょうか?やさしいからでしょうか?よく話を聞いてくれるからでしょうか?説明の中にやたらと、現代医学の話がでていませんか?漢方と現代医学では、根底に流れる医学思想が異なります。漢方は、漢方の見方や考え方がしっかりしていなければならないからです。漢方専門の看板が本物か偽者か、ご自身で見極めなければなりません。
 漢方の腕をみる良い方法があります。漢方も湯液(煎じ薬やエキス剤)や針・灸などありますが、まず急性病たとえば、発熱、咳、下痢などを是非みてもらうことです。もらうものは漢方薬だけにします。解熱剤・・・たとえばバファリンや咳止め、下痢止めの新薬(合成医薬品)・・・もちろん抗生物質も併用しないことです。病院の先生が漢方薬と一緒に新薬を処方するようなら、漢方に自信がないからです。漢方薬だけで、発熱も咳も、下痢も治ります。抗生物質を飲まないことに抵抗があるようならば、先生に漢方だけで治療することをお願いしてください。何とおっしゃるかです。もしも、漢方だけでは効かないよとおっしゃる先生なら、その先生はご自身も、家族も漢方で治療していない先生でしょうし、漢方を信じている先生ではありません。
 漢方薬は慢性病に効果があると信じていても、きちんと選べていない漢方薬をずっと飲んでいたら効果はありませんよね。診てもらうならば、急性病を治せるような漢方の先生に是非かかってください。しかも、急性病は2日で効果をみるべきです。
 私の友人の腕のいい漢方家が勉強のためにある有名な漢方のお店を見学に行った時のことです。ちょうど彼は風邪もひいていましたので、好都合と風邪の相談をしました。すると驚いたことに、風邪の治療の漢方薬が2週間分処方されたのです。2週間も治すのにかかるようでは、漢方薬で治ったのか、自然治癒で治ったのかわかりません。漢方は長く飲まなければ効かないなどと言っているのは詭弁です。きちんと漢方の診断にあたる証がわかっていれば、飲む前から効くことがすでにわかるのです。急性病が治せない漢方専門では慢性病は・・・言わなくともわかりますよね。是非、私の証は何ですかと聞くようにしてくださいね。
 きっと、これをみた、漢方専門の先生方は、身が引き締まる思いでしょうね。明日からが楽しみです。
万一にも、このブログへのヒットが増えないことを心より祈っています。

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